新年を迎え初詣に行かれる方が多いと思いますが、近年では愛犬も家族の一員ということで、一緒に参拝される方も増えてきています。
今回は静岡県内の犬連れでも参拝可能な神社の紹介と 参拝時の注意点について呟いていこうと思います。
法多山 尊永寺(はったさん そんえいじ)
静岡県 袋井市 にある高野山真言宗別格本山の寺院。寺号の「尊永寺」よりも山号の「法多山」の名で広く知られています。
厄除け・開運のご利益があります。駐車場から本殿までの参道は犬連れOKです。距離もあるのでお散歩コースとしてもいいですね。美しく手入れされた参道は心が洗われます。
建物内はペットを連れて入場ができないため、参拝のときは交代で行わなければなりません。
その他注意事項はこちらをご覧ください、
ペット連れの注意事項>>>
アクセス
駐車場
法多山 で直接運営している駐車場はありませんが、周辺には多くの駐車場があり、およそ 1500台駐車可能です。
すべて有料となっており、季節によって金額は変わりますが、繁忙期である年始は 500円かかります。
法多山に近づくと駐車場誘導の人があちらこちらで呼び込みをしています。
おみくじと厄除け団子
【法多山】のおみくじは『凶』の確立が高く『大吉』が本当にでない!『大吉』が出ると本当に嬉しい!みなさまも新年一発目の運試し(?)は是非 法多山 のおみくじはいかがでしょう。
もう一つ【法多山】で外せないのが【厄除け団子】150年の歴史があり、白い小さな餅に餡子が乗っているだけの素朴なお団子ですが、とっても美味しい!甘すぎず、小さくて一口サイズなのでいくらでも食べられてしまうのです。
名前からしてご利益がありそうなこのお団子、境内にお茶屋さんがあり そこで食べることができます。写真は一人前でお茶が付きます。店内に犬連れで入ることが出来ないので、テラスで頂くことになります。持ち帰りもできます。持ち帰り用の受け渡し口は外にあるのでワンコが一緒でも大丈夫です。
食べていくのも、持ち帰りも外にある券売機で食券を購入しなければなりません。
久能山東照宮(くのうざんとうしょうぐう)
静岡県 静岡市 にある【久能山東照宮】は 徳川家康公をご祭神としていています。徳川家康を祀った神社は総じて「東照宮」と称していますが、現在日本には約130社の東照宮があり、その中で日光と久能山の2社が総本宮です。
久能山は富士山から流れる強い龍脈が駿河湾で逆流して石段を勢いよく駆け昇り巡回する「昇竜・回竜」の地形と言われ、出世運・上昇運・現状を変えるといったパワースポットとなっています。
境内には博物館がありますが、こちらはペットは入館できません。その他はペットOKとなっていますので参拝も一緒にできます。
アクセス
【久能山東照宮】へのアクセスは2パターンあります。
1「日本平ロープウェイ」を利用する
実は、久能山東照宮へは直接車で行くことができません。山の上にある本殿まで石段を 1159段 登らなくてはいけないのです!足腰に自身が無い方はにはオススメできません!そういった場合はロープウェイをおススメします。ワンコも一緒に乗ることができますが、キャリー又はケージに入れ顔が出ない状態でないと乗れません。必然的に小型犬のみとなってしまいます。ケージのレンタルも無いので自分で用意しないといけません。
ロープウェイ乗り場へはカーナビで行く場合、電話番号 054-334-2026 でセットした方が間違いなく行けるとの事です。
ちなみにロープウェイの乗車料金は
2 石段を登る
ふもとにある有料駐車場に車を停めて 1159段 の石段を登ります。駐車場は東照宮で直接管理している駐車場はありません。周辺の商店や観光関係者が営業している駐車場なので料金もバラバラ。だいたい200円~500円と言った感じです。台数があまり無いうえ、周辺の道が細いので運転の際は気を付けてください。
拝観料
【久能山東照宮】では国宝・重要文化財建造物保護の為、拝観料がかかります
博物館見学の場合は別途入場料がかかります。セット券も販売されていますが、博物館にはペットを連れての入館はできません。キャリー等があっても不可となります。
見どころ
御社殿は日光東照宮より19年前に造られ、彫刻、模様、組物等に桃山時代の技法を取り入れられた江戸初期の代表的建造物として国宝に指定されています
2022年に塗り替え工事があり、鮮やかに修繕された御社殿は見ごたえがあります。
ぜひ間近で感じて頂きたいですね。
見付天神 矢奈比賣神社(みつけてんじん やなひめじんじゃ)
静岡県 磐田市にある【見付天神 矢奈比賣神社】往古より「見付のお天神様」として親しまれ、学業成就・健康守護・安産子育て・縁結びの神として崇敬を集めてきました。
太宰府天満宮や北野天満宮にも祀られている 菅原道真公 が勧請奉祀されており 学業向上・受験合格・文墨上達等 といった県内屈指の学問の神様でもあります。
そして、有名なのが「霊犬 悉平太郎 」見付の町を苦しめた妖怪を退治した功績により、犬でありながら神様として祀られています。【ゆるキャン△】にも登場したワンコ寺です。「 悉平太郎 」は磐田市のゆるキャラマスコットにもなっています。
アクセス
境内に無料駐車場があります。「第一駐車場」は区画線が無く地面が砂利になっていますが「第二駐車場」は舗装されており停めやすいです。
ワンコ寺 見付天神
先にも紹介したように【見付天神】には「霊犬 悉平太郎」が祀られています。
神社の裏には「つつじ公園」があり、春にはつつじや桜でとてもキレイです。その公園の中に「霊犬神社」があり 悉平太郎 のお墓があります。犬を祀っている神社と言うことでペットの健康祈願にご利益があると、多くの愛犬家が参拝に訪れています。また、見付天神の社務所でペットの健康祈願の申し込みができます。一番近い 戌の日 に神主が御祈願をしてくれ、後日郵送にて御札や御守りを自宅に届けてくれるそうです。祈願対象は犬以外のペットでも大丈夫だそうです。
御朱印も 通常のものと、霊犬神社のものがあります。
悉平太郎の伝承について知りたい場合はこちらをご覧ください
ワンコと一緒に参拝するときの注意
まず、大前提としてトイレの処理を確実に行ってください!ウンチの持ち帰りはもちろん、オシッコをしてしまった場合も水をかける等のマナーを忘れずに!
近年、どこの神社でもトイレマナー違反が多く見かけられるそうです。
立ち入り禁止の場所を確認してください。一番最初のご紹介した【法多山】では境内は一緒でも参拝する社殿にはペット立ち入り禁止となっています。各神社ので分かりやすく看板等設置してくださっているので確認をお願いします。
混みあう時期は避けて行きましょう。多くの人で賑わう時期は小型犬などは踏まれてしまう危険性もあります。人混みに慣れていないワンちゃんもいつもと違う状況でパニックになってしまうかもしれません。思わぬことで事故にならないよう気を付けなければいけません。
新しく迎えた新年にワンコと一緒に初詣に行って一緒にご利益を頂きたいですね。新年もみなさまとワンコたちにとってステキな年になりますように(*´ω`)
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