秋の気配を感じたかと思ったら、突然冬がやってきました。
のんびりと進めていた冬支度を加速させ、衣替え・布団交換・扇風機/エアコン掃除・ストーブ準備と慌ただしかった主達家族ですが、ここ最近やっと落ち着きました。
冬の暖房器具にもいろいろありますが、主の家ではエアコンは使用していません。石油ストーブと電気ヒーターを使用しています。電気ヒーターは荷物が多い小部屋で使用しているので、そこまでの使用頻度ではありませんが、みんなが集まるリビングでは石油ストーブが頑張って部屋を暖めてくれています。
数年前までは石油ファンヒーターを使用していたのですが、ここ最近は石油ストーブに切り替えました。その辺のお話をしようと思います。
あくまでも我が家の体験談であって、「ストーブをおススメします!」ということではありませんので、何かの参考程度にお願いいたします。
石油ストーブと石油ファンヒーターの違い(メリット・デメリット)
石油ストーブ
燃料には灯油を使用し、油の気化ガスを燃焼させ暖をとる装置。形はおもに2種類あります。
対流式・・・燃焼筒の中で炎が立ち上がり機器全周にわたって熱が放射される、熱くなった空気が上昇し、対流を発生させる。部屋の中心に置くと空気の対流がよくなり、効率よく暖房できる。燃料タンクと本体が一体化している。
反射式・・・燃焼筒の奥に熱の反射板があり、正面へ集中して熱が放射される。室内の空気を対流させるが、反射板による一方方向への暖房効果が高い。燃料タンクと本体は別になっている。
ざっくりとした違いはこんなところでしょうか。
石油ストーブのメリット
石油ストーブのデメリット
石油ファンヒーター
燃料に灯油を使用する。油を燃焼させ、エネルギーで得た熱を送風ファンによって排出し暖をとる電気製品。強力な暖房力があり、部屋を一気に温める効果がある。また乾燥しにくいなどの特性もある。
石油ファンヒーターのメリット
石油ファンヒーターのデメリット
アルパカストーブ購入でキャンプを快適に
【アルパカストーブ】を購入したのは去年の事です。元来我が家では夏よりも冬にキャンプを楽しむ傾向にあるのですが、今までは外で焚火を楽しみつつ体を温め、そのままたくさん着込んだり、ホッカイロや電気毛布を使ってテントの中で過ごしていたのですが、いかんせん寒い!!そろそろテントの中の暖房も本気で考えにゃいかんということで持ち上がったストーブ購入議論!安全性を考えると、どうしても一歩を踏み出せずにいました。しかも狭いテントの中、サスケがイタズラしてケガをしないか心配もしました。
ネットで調べたり、実際に使っている友人から話を聞いたりして、価格帯や性能を考慮して購入したのが【アルパカストーブ】です。
アルパカストーブ スペック紹介
我が家のアルパカさんは2021年式のものです。
- 外寸:高さ420mm×幅350mm×奥行350mm
- 重さ:約6.6㎏
- 使用燃料:灯油
- 点火方法:ライターorマッチ
- タンク容量:3.7L
- 燃焼継続時間:約10時間
- 安全装置:耐震自動消火装置
携帯用のバッグもセットでした(*´ω`)カッコイイ
安全装置がついているんだね
気を付けて使わないといけないのには変わりないけど少し安心だね
置く場所が自由とは言ってもサスケの安全を確保しなくては
イタズラしそうで怖い💦何か対策しなくちゃ!?
もう子供じゃないんだからそんな危ないイタズラしないよ!
ちゃんと考えてイタズラするよ!
イタズラはするのかよ!
スペック詳細につきましては【アルパカストーブ】公式ホームページをご覧ください
一つ気を付けなければならないのが、灯油の給油口がせまいのです。約2cmといったところでしょうか。通常のホースがギリギリなので細目のホースを用意した方が給油しやすいかもしれません。
キャンプで大活躍のアルパカさん
【アルパカストーブ】を購入して初めてのキャンプはとても快適に過ごすことが出来ました。
外では焚火とは別の火元として料理に使い、テントの中では暖をとるのに大活躍!一酸化炭素中毒が怖いので、センサーを新しく購入 設置しました。テントの一部を開け空気口を確保!
テント内はすぐに暖かくなり快適でした。サスケもストーブとの付き合い方が分かっているようで、特に柵を付けたりしなくても程よい距離感を保っていてくれました。
驚きなのが、空気口確保のためにテントの一部を開けてあるにもかかわらず、テント内の温度が下がらないということです。ストーブってすごいなぁ(*´ω`)
もう一つの発見が、翌朝 朝露でテントが濡れていたのですが、しばらくストーブもつけていたら乾いたんです。ビシャビシャでどうしようかと思っていましたが、これは助かりました!
家でも大活躍のアルパカさん
昨今の電気代の値上がりもあり、少しでも電気代を節約したく家でも【アルパカストーブ】を使うようになりました。
本当は部屋の真ん中に設置した方が暖かいのでしょうが、サスケが不意に室内運動会を開催するので部屋のスミに設置。壁を守るためと反射効果を期待してアルミの衝立を設置しました。これのおかげか、ストーブに近い壁は熱くなっていません!こちらもキャンプで使用していたものを普段使いで活躍してもらっています。
もう一つ、ストーブの上にファンを設置しました。そうすることによりファンヒーターのように暖かい風を上ではなく前に出すことによって、より効率的に室内を暖める事ができています。
このファンはストーブから伝わる熱で動いているので、もちろん電気を使用していません。
一番暖かい所を陣取り寝るという何とも言えない奴が現れましたΣ(゚Д゚)
ファンヒーターからストーブへ変えたことにより何か違いが出たのか!?
リビングの暖房をファンヒーターからストーブへ変えたことによる違いはあるのか、無いのか・・・今のところ特に不便を感じていません。
しいて言うなら ファンヒーターの頃は灯油タンクが 9L だったのに対し ストーブは 3.7L しかなく、しかも本体を持って給油しに行かなくてはならないという手間だけでしょうか。
部屋を暖める能力や燃費に関してはきっちりと調べたわけではないので感覚的なものですが、違いを感じていません。温度設定が出来ない分ストーブの方が部屋が温まりすぎるのかもしれません・・・
しかし、電気を使わなくなったという点では、ほんの少しかもしれませんが節約になっているのではないでしょうか・・・?いや、なっていると思いたい!!
『ヒーター犬』から『ストーブ犬』への転職
サスケはファンヒーターの頃から目の前を陣取る いわゆる『ヒーター犬』でした。熱風の吹き出し口を塞ぐように寝転がるのは日常茶飯事(;^_^A
足元近くから熱風が出るファンヒーターの目の前で寝転がると、その熱風が直接サスケに当たりものすごく熱くなります(;´Д`)火傷しそうで心配でした。安全柵を立てる等考慮ましたが、倒すし・・・( ̄д ̄)
ストーブに変えても目の前で寝るのは変わりないのですが、熱風が直接当たることはなのでほんのり温まっています。
この定位置、我が家の冬の風物詩となっております。きっと全国にも『ヒーター犬』もしくは『ストーブ犬』の職についているワンコさんは多いことでしょう(*´ω`)
最後に
ストーブはとても暖かく、快適で、家でもキャンプでも重宝します。ですが ”火” を扱くことから危険とも隣り合わせでもあり、安易にオススメできるわけではありません。賃貸や集合住宅では使用を禁止しているところもあるかもしれません。
また、主の住まいは静岡県と雪もめったに降らない温暖な県ですので、ストーブ1つでも問題無く過ごせていますが、雪が降るような寒い所では足りないかもしれません(;´・ω・)
家庭環境や使用環境を考慮してご使用ください。
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