三保の松原
静岡県清水区にある三保半島の沿岸 約5㎞にわたり松林がつづいています。この松林が【三保の松原】と呼ばれ、「羽衣伝説」の舞台として有名になっています。
また、富士山がユネスコの世界文化遺産になった2013年6月に、合わせて『富士山-信仰の対象と芸術の源泉』の構成資産に登録されています。
アクセス
駐車場
料金:無料
収容台数:173台
営業時間:24時間
![歩く柴犬](https://sasu-channel.com/wp-content/uploads/2023/10/IMG_0715-1024x768.jpg)
広くてとてもキレイな駐車場です。場内は一方通行になっていますのでご注意ください。
みほしるべ
![](https://sasu-channel.com/wp-content/uploads/2023/10/IMG_0712-1024x768.jpg)
駐車場からすぐに見えてくるのは【みほしるべ】ここでは三保の松原の歴史や『富士山-信仰の対象と芸術の源泉』の構成資産としての価値や魅力等を知る事ができたり、富士山をモチーフにしたお土産品の販売等をしています。入館は無料となっていますが、ワンコは入る事が出来ません。
また、トイレもこの建物にしかないので、松林散策の前にチェックしておくと良いと思います。
羽衣伝説
![](https://sasu-channel.com/wp-content/uploads/2023/10/455487.jpg)
三保に白龍(はくりょう)という名の漁師がいました。
今朝も三保の松原で釣をしておりました。
見慣れた浜の景色ですが海原に浮かぶ春の富士はとりわけ美しく見えました。
と、どこからともなく、えもいわれぬ良い香りがしてきました。
香りに惹かれて行ってみると一本の松に見たこともない
美しい衣が掛かって風に揺れていました。
「何てきれいなんだろう。持ち帰って家の宝にしよう。」
そういって衣を抱え家に持ち帰ろうとしたその時です。
「もし、それは私の着物です。」
木の陰に美しい女の人が立っていたのです。
「私は天女です。その衣は羽衣といってあなたがたにはご用のないものです。
どうぞ返して下さい。それがないと天に帰れません。」
白龍はこれがかの天の羽衣かととても驚きましたが、
天女の悲嘆にくれた姿を見て羽衣を返す気持ちになりました。
「返すかわりに天人の舞を舞って下さい。」
天女は喜んで承知しましたが
「羽衣がないと舞が舞えません。まず羽衣を返して下さい。」と言うのです。
白龍はふと思いました。羽衣を返せば舞を舞わずに帰ってしまうのではないか。
すると天女はきっぱりと答えました。
「疑いや偽りは人間の世界のことで天上の世界にはございません。」
この言葉に白龍は自分がすっかり恥ずかしくなりました。
羽衣を身にまとうと、天女は優雅に袂を翻し、舞いを舞いはじめました。
どこからともなく笛や鼓の音が聞こえよい香りが立ちこめます。
白龍があっけにとられて見とれているうちに天女はふわりふわりと天へと上り
だんだん高くなったかと思うとみるみる内に愛鷹山から
富士の高嶺に、霞にまぎれて消えていきました。
静岡シティプロモーション HPより引用
この物語に出てくる羽衣がかかっていたとされる松がこちらになります。
![ハーネスを付けた柴犬](https://sasu-channel.com/wp-content/uploads/2023/10/IMG_0668-1024x768.jpg)
現在の【羽衣の松】は三代目となる松ですが、推定樹齢は約300年とされる歴史ある松です。
海上から飛来する神様は【羽衣の松】を目印に降り立ち、【神の道】を通り【御穂神社】へ向かうとされているそうです。
海と松林と富士山
松林に入るとすぐに海が見えてきます。そのまま海岸へでると、海と松林と富士山が見える絶好のロケーションとなります!写真撮りまくりです。が・・・・しかし!この日は青空にもかかわらず、富士山の方向にだけ雲が広がっていて富士山見えず( ノД`)残念
![ハーネスを付けた柴犬](https://sasu-channel.com/wp-content/uploads/2023/10/IMG_0682-1024x768.jpg)
晴れていて空気が澄んでいればこんな感じに富士山と松林と海岸がキレイに写真に納まるのですが
![砂浜から見える富士山](https://sasu-channel.com/wp-content/uploads/2023/10/24559533_l-1024x681.jpg)
松林の中には遊歩道もあり、ワンコとのお散歩に最適です。レンガが敷かれていて歩きやすいところと、そのまま砂地のところと様々な道があります。ワンコの冒険心をくすぐる楽しいお散歩コースとなってます。
![ハーネスを付けた柴犬](https://sasu-channel.com/wp-content/uploads/2023/10/IMG_0690-1024x768.jpg)
御穂神社(みほじんじゃ)と神の道
さて、松林から戻り、反対方向の【御穂神社】へ続くのが【神の道】と言う名の遊歩道です。なんとも神々しい名前の道です。とても歩きやすくなっていています。夜間はライトアップされているそうで、とても幻想的な雰囲気につつまれています。駐車場が24時間なので夜間に来てみるのも良いかもしれませんね。
![歩く柴犬](https://sasu-channel.com/wp-content/uploads/2023/10/IMG_0660-1024x768.jpg)
![ハーネスを付けお座りをした柴犬](https://sasu-channel.com/wp-content/uploads/2023/10/IMG_0708-1024x768.jpg)
境内はそんなに広はありませんが、様々な神様が祀られた社がありました。サスケもちょこっと参拝してきましたよ。
ワンコとランチ
ちょうどお昼時でお腹も空いてきました。神の道の途中にある【Casetta di Shu(カゼッタ ディ シュウ)】におじゃましました。犬連れさんはお店横の通路からそのまま裏庭のテラス席へ直行します。すぐにスタッフの方が案内してくれました。
![](https://sasu-channel.com/wp-content/uploads/2023/10/IMG_0709-1024x768.jpg)
こちらのお店はテラス席のみワンコと一緒にご飯が頂けます。裏庭にはドックランもあります。この日はちょうどドックランが使用不可のため中に入ることができなかったのですが、外から見た感じ芝がとてもきれいで整備されている感じでしたよ。
ドックcafeではないので、犬用メニューはありません。サスケには少々我慢していただき、主達のお昼ごはんとさせてもらいます。
ハンバーグプレートとトンテキプレートを頂きました。お昼としては少々お高めではありましたが、おしゃれで静かな雰囲気の中おいしくいただくことができました。スタッフの方もとても丁寧で気持ち良かったです。現金のみ使用可なのでご注意を。
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お土産買って帰ろう♪
お昼も食べて、入口付近まで戻ってきました。
ここには多数の土産物店が軒を連ねています。静岡土産と言えば・・・いろいろあるのですが、静岡市なのでここはやはり【こっこ】と【安倍川餅】といたしましょう♪秋こっこはこの時期限定らしく、中には普通のこっこ、モンブランこっこ、ほうじ茶こっこ のセットとなっています。
安倍川餅 は餡子餅ときな粉餅のセットになっていて、追いきな粉付きとなっています♪
店先でお茶とセットで頂くこともできますが、今回は持ち帰り家でゆっくりと頂きました。
静岡県民なのでいつでも食べられると言えば食べられるのですが、わざわざ観光地で買って食べるのも楽しいのです(´∀`*)ウフフ
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![柴犬の横顔](https://sasu-channel.com/wp-content/uploads/2023/10/IMG_0733-1024x768.jpg)
松林散歩して、海見て、神社参拝して、お昼食べて、のんびりと2時間位かけて散策してきました。
みなさまも是非一度訪れてみてはいかがでしょうか(*´ω`)
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